札幌・パチンコ店強殺未遂 血だまり写真見て裁判員倒れる

 札幌市のパチンコ店で従業員2人が重傷を負った強盗殺人未遂事件の裁判員裁判初公判が17日、札幌地裁(渡辺康裁判長)であり、事件現場の写真を見た女性裁判員が倒れた。いったん休廷し、男性補充裁判員が代わりに選ばれ、午後から審理を続けた。地裁によると、公判は午前10時に開廷。証拠調べで、血だまりとなった事件現場の写真をモニターに映した際、見ていた女性裁判員が倒れ、医務室の職員が手当てをした。被害者からの119番も再生されイヤホンで聴いていた。予定されていた被告人質問が、18日に延期された。

 公判で強盗殺人未遂罪などに問われた札幌市の無職長谷泰人被告(29)は、起訴内容を認めた。起訴状によると、長谷被告は2月5日夜、札幌市北区のパチンコ店に押し入り、男性従業員2人を包丁で複数回刺して重傷を負わせ、2階事務室の金庫から約365万円を奪ったとしている。