全商協、第24回通常総会を開催 〜中古機の取扱台数は前年比94%の124万5825台に

全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)は20日、東京都千代田区大手町のKKRホテル東京において、第24回通常総会を開催した。総会には全8組合員と、地区遊商関係者82人が出席し、全議案を承認した。

 第1号議案として審議された2011年度の事業報告書によれば、パチンコ中古機の取扱台数は、61万9344件‐124万5825台となっていた。対前年比では、件数で106%と増えたものの、台数では94%と減少した。認定機については、2万2430件‐15万1390台となって、前年比では件数で206%、台数で340%と、大幅に増加した。

 第2号議案として審議された2012年度の事業計画では、同年度中の確認証(紙)の発行枚数を、中古用110枚、認定用14万枚と、本年度と同程度の規模を見込んでいる。

 議案の審議前には、警察庁生活安全部保安課の玉川達也課長補佐が挨拶を行い、「中古機流通システムの健全化に向け、顔認証システムを今年4月までに単組のすべてに導入しており、この取り組みに大いに期待している」と、昨年度の取り組みを評価したうえで、健全化に向け一層の取り組みを期待していると語った。

 全商協はまた、この通常総会の開会前に記者会見を開いて、いわゆる「市川事件」の経過報告を行った。同事件は、会社役員の市川幸人容疑者が2010年5月から10月にかけて、地区遊商のQRシステムのサーバーに、不正に入手した特定の組合員のIDとパスワードを入力して、QRコードを偽造し販売していたもの。2011年2月に起訴され、翌3月には、不正に東遊商から保証書を入手したとして地区遊商に所属する組合員販社役員の一ノ宮浩昭も逮捕された。

 2012年4月27日東京地裁より、市川幸人に懲役1年6カ月(執行猶予3年)、一ノ宮浩昭に懲役6カ月(執行猶予2年)の判決が言い渡されており、記者会見では判決文の写しが配布された。