ラスベガス、カジノ以外の多様な魅力訴え−女性向けプロモーションも

ラスベガス政府観光局は6月22日、メディアを対象にセミナーを開催した。ラスベガス政府観光局代表の岡部恭子氏は「ラスベガスのイメージはまだカジノ」と指摘。女性がショッピングやショーや食事などを安心した楽しめるという点など「カジノ以外の部分で宣伝していきたい」と意欲を示した。

 同局では7月12日、ラスベガスからのセールスミッション来日に合わせ、メディアイベントを開催し、女性をターゲットにプロモーションを展開する計画。イベントでは有名人を広報大使に任命する予定だ。ブロガーやラスベガスのファンを招待し、幅広い告知をはかる。

 また、3月10日に開業したシアター「スミスセンター」を紹介。岡部氏は「新しいラスベガスの顔、芸術の殿堂として宣伝していきたい」と意欲を示した。シアターでは交響楽団やバレエ、ミュージカルなどの芸術プログラムを短期間で提供するため、旅行者の選択肢の拡大に繋がるという。さらに、今年末に公開予定の映画「シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語」を紹介。日本は世界に先駆け11月9日に公開予定で、ラスベガス観光局でも配給会社のパラマウントとプロモーションなど協力していきたいとした。

 そのほか、セミナーではアップデート情報としてシーザーズ・エンターテイメントが建設中の「ザ・リンク」を紹介。シーザーズ・パレスの向かいに位置するエンターテイメント施設で、世界最大規模の観覧車やレストラン、ショッピング施設を併設。早ければ来年秋に開業する予定だ。また、2013年秋には空港付近に観覧車「スカイビュー」も開業する予定だ。

 なお、ラスベガス政府観光局によると、2011年の訪問者数は前年比4.3%増の3890万人で、2012年の総訪問者数は2.8%増の4000万人となる見込み。また、11年の海外からの訪問者数は620万人で全訪問者数の16%を占めた。岡部氏は、海外訪問者数の消費額が国内の訪問者数の約2倍と高いことから「2016年までに海外訪問者数の割合を20%から25%まで増やしていきたい」と述べた。