町職員野球チームの部費着服、パチンコ代に

宮城県警は20日、同県蔵王町職員佐藤裕也容疑者(22)(蔵王町平沢山ノ入)を業務上横領容疑で逮捕した。




 発表では、佐藤容疑者は6月中旬、町職員有志の野球チームの部費積立口座から約26万円を無断で引き出し、着服した疑い。「パチンコなどに使った」と供述している。捜査幹部によると、19日朝に「役場の金を使い込んだ」と岩沼署に出頭してきたといい、公金を着服した疑いもあるとみて調べる。

 町によると、佐藤容疑者は環境政策課に所属。狂犬病の予防接種などの受け付けを担当していたが、4月下旬以降、預かった手数料を納金しておらず、「金を入れたロッカーの鍵をなくした」と説明していた。6月14日までの未納額は約900件分の約60万円に上るといい、上司は、18日までに全額納めるよう指示していたという。

 小熊久男・副町長は「管理体制が機能していなかった。申し訳ない」と陳謝し、佐藤容疑者と上司の処分を検討している。