マルハン、2012年3月期の会社説明会を開催 4円パチンコ7%減らし、低貸・パチスロ増やす

マルハンは1日、東京都千代田区内幸町の帝国ホテル東京において、2012年3月期の経営状況や財務状況などをステークホルダーやプレス関係者に向け公表する会社説明会を実施した。
 東日本大震災の影響や4円パチンコ低迷の長期化などにより、売上高は2兆791億7600万円となり、対前期増減率では2.0%増にとどまった。その一方で、店内設備変更による作業工程の削減などコストダウンにつながる施策を実施した結果、営業利益の対前期増減率は4.7%増、経常利益の対前期増減率は6.8%増と伸長し、それぞれ514億9900万円、521億円となった。
 同期には、『マルハンなんば新館』など8店舗を新規に出店し、期末店舗数を対前期比4店舗増の273店舗とした。また、スリープユーザーの掘り起こしや新規顧客開拓のために、低貸営業の拡充と、ストアクオリティの充実による顧客満足度の向上に注力。パチスロ人気の高まりに対応して、パチンコから人気パチスロへの機種変更を実施した。2012年3月末時点の低貸玉台数シェアは、パチンコ29.3%(前年3月末比4.3%増)、パチスロ8.9%(同4.0%増)。通常貸・低貸別のパチンコ・パチスロの台数比率は、2012年4月時点で、4円パチンコ49%(前年4月比7%減)、低貸パチンコ21%(同3%増)、20円パチスロ27%(同2%増)、低貸パチスロ3%(同2%増)。
 経営状況について報告を行った代表取締役社長の韓裕氏は、同期のパチンコ市場における顕著な動向として、「低貸市場の拡大」、「パチスロの設置台数の増加」、「店舗の大型化」の3点を指摘。また「特筆事項」としては、「東日本大震災の影響と対応」、「新しいパチンコ」、「新しい事業」の3点を挙げた。「新しいパチンコ」として、2013年3月期に入ってからの本年4月に『マルハン千葉北店』がオープン。2013年3月期には大型店を中心に21店舗の新規出店を計画していることを明らかにした。またパチンコに次ぐ第二、第三の柱となるべき「新しい事業」については研究中であるとした。
 2013年3月期の業績予想として、売上高2兆1820億円(対前期増減率プラス5.0%)、営業利益441億円(同マイナス14.4%)、経常利益444億円(同マイナス14.8%)、当期純利益216億円(同マイナス13.1%)を見込む。