白夜書房子会社が行った"コインのグルグル"とは

携帯電話のゲームサイトで賭博をさせていたとして、常習賭博の疑いで、出版社「白夜書房」の子会社で、インターネット情報販売会社「白夜プラネット」社長森下幹人容疑者(40)ら2人を逮捕した。警視庁によると、森下容疑者は「広告収入を伸ばすためにやった」などと供述しているという。

 森下容疑者らの逮捕容疑は、平成20年11月〜23年11月ころ、「カジパラ」という携帯サイトを開設し、アクセスした客の男女15人に「コイン」と称するポイントを買わせて、ポーカー賭博をさせたなどとしている。

 調べによると、延べ約5万7000人から賭け金約8000万円を集めていたとみられる。また、サイトに掲載された広告で約3億2000万円の収入があったという。

 サイトでは、スロットや花札など8種類のゲームができ、賭博に勝つと換金可能な「チケット」を得られるようになっていた。換金された金は客の銀行口座に振り込まれていた。

 親会社である白夜書房から発刊されていた「パチスロ必勝ガイドNEO」で連載していた者としては、傍聴しないわけにはいかない事件です。

 報道によると、3人逮捕されたってことだったんだけど、起訴されたのは森下被告人とS被告人(実名報道じゃなかったのでイニシャルで)の2人でした。

 起訴されたのは、白夜書房1階に事務所を置く「白夜プラネット」が平成20年11月26日〜平成23年11月15日までの間、ケータイサイト「カジパラ」をウェブ上に公開し、不特定多数に接続させ、賭博をさせたという内容。

 検察官の冒頭陳述によると、森下被告人は平成9年に父親が社長を務める白夜書房に入社し、平成18年に子会社である「白夜プラネット」の代表になったという。S被告人は、大学卒業後、広告会社を経て、平成18年から広告営業担当として、「白夜プラネット」で働いていたという。

 白夜プラネットは「野球小僧」「まんがの森」などのサイト収入がメインだったが、新たにポイントサイトを開設。しかし、集客がうまくいかず、平成19年夏にS被告人がギャンブル性のあるものを作れば集客ができると森下被告人に提案。これを聞いた森下被告人は、何かを購入したときに発生するポイントでしか賭博できない仕組みでないと集客は見込めないと考え、換金できるポイントの販売を提案したという。

 S被告人の父親の会社にサイト作成を依頼し、平成20年11月21日に「カジパラ」を公開。アクセスした人は占いをやればポイントが貰え、1ポイント1円でギャンブルができるようになっていたらしい。ポーカー、ちんちろりん、スロットなど8種類のゲームがあって、勝った人は換金可能なチケットを得られるようになっていたとのこと。ちなみに、換金は10%の手数料と160円の振り込み手数料を引いた金額が口座に振り込まれるシステムになっていたそうな。

 平成20年11月〜23年11月の間、掛金の合計は7686万円で、勝った客への返金は合計6631万円だったという。ちなみに、広告収入もあったが、3年間での「カジパラ」の純利益は544万円だったとのこと。