パチンコ店放火できょう初公判

パチンコ店放火できょう初公判 5人死亡、死刑求刑も 裁判員が過去最長審理

高見素直被告



大阪市のパチンコ店で2009年に5人が死亡した放火殺人事件で、現住建造物等放火や殺人などの罪に問われた無職、高見素直被告(43)の裁判員裁判初公判が6日、大阪地裁(和田真裁判長)で開かれる。

 大阪地裁は2日に裁判員6人と補充裁判員3人を選任。在任期間は過去最長の60日間で、10月末に判決が言い渡される予定。検察側の死刑求刑も予想され、事件当時の責任能力や死刑の合憲性が争点になる。

 起訴状によると、高見被告は09年7月、同市此花区のパチンコ店「cross−ニコニコ」で、バケツのガソリンを床にまき、火を付けて客ら5人を殺害、10人に重軽傷を負わせたとされる。

 弁護側は「事件当時、善悪を判断する能力が低下していた」として、刑の減軽を求める。一方検察側は、精神鑑定での鑑定医の意見などから「完全責任能力があった」と主張する見通し。