穴開け侵入、パチスロ台改造…パテで補修し逃走

『穴開け侵入、パチスロ台改造…パテで補修し逃走』


パチンコ店の天井や壁に穴を開けて店内に忍び込んだとして、兵庫県警が、川崎市川崎区、中国籍の無職陳義被告(33)(起訴)を建造物侵入などの疑いで逮捕したことがわかった。

陳被告は逃走時、侵入した穴を目立たないようパテで埋め固める念の入れようだったが、パチスロ台に残っていた指紋から特定された。パチスロ台は大当たりが出るよう細工され、県警は不正改造が目的だったとみている。

 起訴状などによると、陳被告は2006年8〜9月、兵庫県川西市のパチンコ店で、モルタルの外壁(厚さ約10センチ)にノコギリで穴(直径約50センチ)を開けて侵入。同年8月には、同県養父市のパチンコ店でも、屋上にはしごで上り、天井に開けた穴から忍び込んだとされる。

 川西市では切り出したモルタルの板が侵入口にはめ込まれ、パテで丁寧に補修されており、養父市でも穴は修理されていたという。

 両店では、パチスロのICチップが、大当たりの確率を高める不正な「裏ロム」に付け替えられていた。

 陳被告は今年6月、不法滞在で摘発され、パチスロ内部に残されていた指紋と一致。陳被告は「知り合いの中国人から指示されて侵入し、穴も補修した」と供述しているが、不正改造は否認しているという。